持続可能な地球と未来のために

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SDGs宣言

株式会社エルコムは、1991年の会社設立時より 『より良い地球環境とより良い生き方』に貢献する技術開発と製品づくりを通じて、地球の未来のために『なにができるのか』を第一に考え、産業機器および環境機器のものづくりに取り組んでまいりました。
社名『エルコム』は、Earth & Life Communicationから名付けたものです。
わたしたちは、2015年国連において採択された「持続可能な2030年までの開発目標(SDGs)」を国際社会の重要かつ明確な目標と捉え、企業の経済的価値の追求と社会的課題の解決を両立させて、すべての人々が『素晴らしい地球に生きていて良かった』と思える持続可能な地球の未来の実現に向けて貢献します。

2019年9月1日

株式会社エルコム 代表取締役 相馬 督

SDGsとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

SDGs達成に向けた製品開発における5つのコミットメント

株式会社エルコムは、国際連合が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」の趣旨に賛同し、グローバルに環境ソリューションズを開発創造する企業体の一つとしてSDGsの達成に寄与していくことを目指し、弊社の製品開発において、17のSDGs開発目標のうち特に優先する重要課題として下記5つの目標の達成に向けて取り組んでおります。

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すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

エルコムは、製品開発において廃プラスチックから安全でクリーンなエネルギーを再生する製品の開発や技術の向上に努め、持続的かつ安価に利用できるようエネルギー再生技術の発展のために寄与してまいります。

具体的な技術としては、

廃プラスチックを安全でクリーンなエネルギーに変換する樹脂ボイラー、小型サーマル技術により、廃プラスチックの発生場所でのエネルギー利用を可能にし、さらに、廃プラスチックによる発電・蓄電技術の開発を行い持続可能かつ無駄のないエネルギー循環の実現に寄与してまいります。

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住みやすい持続可能なまちづくり

エルコムは、製品開発において企業で発生する事業系廃棄物や産業廃棄物を最適に処理・運搬を可能にする製品の開発や技術の向上に努め、持続的かつ環境への負荷を最小にとどめるゴミ処理技術の進歩のために寄与してまいります。

具体的な技術開発としては、

1)効率的な廃棄物処理を可能にする圧縮減容技術により、廃棄物の減容化、廃棄物運搬の頻度を抑制し、運搬に付随するCO₂排出抑制に貢献してまいります。

2)寒冷地における雪・凍結による特有のトラブルを軽減し解決する融雪技術開発を通じて、安全・快適で持続可能な生活や住み続けられるまちづくりに貢献してまいります。

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持続可能な消費と生産のパターンを確保する

エルコムは、製品開発において製造業や流通業で発生する容器包装プラスチックの持続的なリサイクルループの構築に貢献する製品の開発や技術の向上に努め、つくる側での製品ロスの発生を抑制し、つかう側が持続的かつ容易にその回収に参加できるシステムの構築のために寄与してまいります。

具体的な技術としては、

製造業において、生産時に発生するプラスチック端材や流通時の容器包装プラスチックを適切に分別、マテリアル化、燃料化を容易にする技術開発により、プラスチックにおける”つくる責任”と”つかう責任”を同時に遂行可能な循環ループの構築に全力で取り組んでまいります。

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気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

エルコムは、製品開発において気候の原因となる温室効果ガスの発生を抑制し、省電力、省エネルギーを推進する製品の開発や技術の向上に努めてまいります。また、気候変動による災害に備える再生エネルギーによる発電・蓄電技術の開発に寄与してまいります。

具体的な技術としては、

各製品の小型化と高効率化による使用電力の削減、廃棄物からのエネルギー再生技術による化石燃料依存度の低減など、CO2発生の抑制に努めてまいります。

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プラスチックの海への流出を抑制、漂流漂着するプラゴミ問題の解決

エルコムは、製品開発において海洋汚染の原因となる廃プラスチックの海洋への流出をせき止める持続可能なリサイクルシステムの確立に有効な技術の向上に努め、海洋生態系の保全のために寄与してまいります。

具体的な取り組みとして、

 

1)エルコムは、公益財団法人海と渚環境美化・油濁対策機構が取り組む漁業系廃棄物対策促進事業に賛同協力を行なっており、2010年より累計約1万6千個の廃フロートの減容化及びエネルギー化を図っております

海と渚環境美化・油濁対策機構についてはこちら

2)

※エルコムは、株式会社西原資源(本社:広島県広島市)と広島県漁業協同組合連合会と共に、牡蠣の養殖に使われる発泡スチロール製フロートのエネルギー化の取り組みに参画しております。

発泡スチロール製フロートのエネルギー化についてはこちら