循環経済新聞に『発泡スチロール燃料化システム』が掲載!
お知らせ2014.12.02 掲載
循環経済新聞に『発泡スチロール燃料化システム』が掲載されました!
【掲載記事】循環経済新聞_20141201(クリックすると記事開きます)
エルコム/発泡スチの燃料化システム
低グレード品を有効利用
圧縮減容とペレット化、ボイラー
環境メーカーのエルコムは、マテリアルリサイクルに向かない低グレードの発泡スチロールを燃料化し、専用ボイラーで熱エネルギーを有効利用するシステムを開発した。排出事業所やその近隣地で同社の圧縮減容機「スチロス・ブイ」で処理し、減容物をペレット燃料化装置「E-PEPペレタイザー」で小粒のペレット燃料に加工、「E-PEPボイラー」で熱源として利用する。ボイラーについては、年内に実機をつくって来年1月にフィールドテストを行った上でテスト販売する。
5年前からシステム開発に取り掛かった。発泡スチロール減容機については、「スチロス・ブイ」などシリーズ約300台を普及しており、魚箱や緩衝材、使用済みブイなど大型発泡スチロールを5分の1から最大25分の1に減容化する。
ペレタイザーは2012年に開発したもので、圧縮減容したもので、圧縮減容した発泡スチロールを旋回ブレード押し潰し方式の破砕行程にかけ、フラットダイでペレット化する。ペレットの寸法は直径5~8×長さ15ミリメートルになる。
発泡スチロールはそのまま燃焼するとススが多く発生するため、昨年から専用ボイラーの開発を始めた。専用ボイラーについては使用済みフロート処理として水産庁の助成金を受け、北海道工業試験場で試験してもらいながら開発を進めた。試験機で目途がついたことから、実機レベルの最終試験をつくることにした。ボイラーの形式は無圧式解放型。1時間当たり、発泡スチロールペレット7.5キロカロリー/時の燃焼力がある。需要家としては水産加工場や農業用ハウス、発泡スチロール成形加工工場などを想定している。
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