『プラスチック』2016年7月号にe-PEPシステムが掲載!

お知らせ2016.07.08 掲載

掲載内容

ニュース:エルコム、廃発泡スチロール資源化システムを披露

㈱エルコムは、5月に東京ビックサイトで行われたNEW環境展で、廃発泡スチロール(EPS)燃料化システム「e-PEP」を実機展示し、来場者の関心を集めた。

本システムは、EPSの減容機「STYROS」、固形燃料製造機「STELLA」、そして樹脂系固形燃料ハイブリット温水ボイラー「e-VOL」からなる。

漁業用のブイなど、マテリアルリサイクルに不向きな廃EPSをSTYROSで最大1/25に圧縮。スクリュプレスの摩擦熱のみで圧縮するので電気代を節約できる。その後STELLAでペレット燃料化する。このときに元の体積の1/40の小ささまでになる。生成されたペレット「e-PEL」の発熱量は化石燃料と同等の発熱量を有する。その後、e-VOLにて熱回収を行う。この際に800℃以上で完全燃焼を行うため、煤などは一切発生しない(国内・国際特許出願中)。

同社の相馬嵩央氏は、「離島や漁港などにこのシステムを備えれば、昨今問題となっている海洋ごみを原料として温水を得て、その場でのリサイクルシステムが可能となる」と期待を寄せる。またSTELLAで製造したペレットは、関連会社の㈱Suntreで買取りも行う。

ちなみに本システムでは熱可塑性樹脂減容機「PLAROSS」も用意しており、廃ポリスチレン/ポリプロピレン/ポリエチレンを減容・ペレット化できる。このペレットとe-PELを併用すればより熱回収効率が上がるという。

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