当社紹介記事(みなと新聞掲載)スチロス-ブイ

お知らせ2010.02.25 掲載

2月25日付のみなと新聞に「スチロス -ブイ-」開発の記事が掲載されました。

新聞掲載内容

リサイクル機器開発のエルコム(相馬督社長)は、発泡スチロール製の大型ブイ(浮き)や魚箱の容積を10分の1程度に圧縮処理する「スチロスV(ブイ)」を開発、3月から本格発売する。
魚箱だけでなく、養殖イケスや定置、延縄などで使用するブイ、海岸への発泡漂着ごみなどの処理向けに開発したもので、初年度は20台の販売を見込む。
同機は複数の特許技術を搭載し、水にぬれたままでもブイや魚箱を減溶できる。高熱をかけて処理する通常の減溶機と異なり、スクリュープレスで破砕・圧縮する際にでる摩擦熱や歪熱を生かし、低音でスチロールを軟らかくして
処理するためだ。
相馬社長は「180度で処理する機器が一般的だが、スチロスは95〜100度」と説明。水蒸気爆発の心配がなく、乾燥工程も必要ない。
さらに、高熱をかけないため臭いの発生を抑え、劣化が少なく良質のリサイクルペレット生産にもつながる。
処理能力は大型ブイ(直径70センチ)が毎時200〜300個、魚箱は毎時100キロ。魚箱などはリサイクルペレット原料として販売が可能となり、
汚れているブイは再生固形燃料「RPF」原料にし、廃棄コストの圧縮に貢献する。
ランニングコストは毎時50円と低く、シンプルな構造からメンテナンスも用意。さらに、熱で処理する減容機に比べ大幅なCO2削減も可能となる。
同社はこれまで、流通業者向けに小型の発泡スチロール圧縮装置2機種(スチロスAQAとW)を開発・販売。
導入実績は累計250台に達し、今回はブイなどの大型発泡商品に対応するためスチロスVを開発した。同機には現在、国内の養殖関係者だけでなく中国の養殖業者のほか、
漂着ごみ対策としてマレーシアからも引き合いが寄せられている。

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