イーヴォル
廃プラスチックから新エネルギー利用!
樹脂ペレットを主燃料とする小型温水・蒸気ボイラーです。
イーヴォルができること
世界初!樹脂ペレット専用の小型ボイラーで新しいリサイクル!
発泡スチロール(EPS)、廃プラスチック(PP/PE/PS)から地産地消のエネルギー活用!
廃プラスチックから新エネルギーを確保!
イーヴォルは、廃プラスチック(ポリプロピレン・ポリエチレン・ポリスチレン)から温水、温風、蒸気のエネルギー利用を可能にします。ゴミからエネルギーを回収することにより、ゴミマネジメントとエネルギーリスクマネジメントを同時に行うことができます。
完全燃焼により、クリーンな排気を実現!
樹脂ペレットがイーヴォルの主燃料です。プラスチックが完全燃焼するには、適度な酸素と炉内の温度が必要です。イーヴォルは、独自の燃焼システムにより安定した燃焼を実現し、環境省が定める排ガス中のダイオキシン濃度やCO濃度の規制基準値を大幅に下回る人や地球に安全なボイラーです。
ゴミマネジメント!廃プラスチック問題を同時に解決!
選別不可能で処分される廃プラスチックや、海岸に漂着するフロートブイなどから生成された樹脂ペレット燃料をイーヴォルでエネルギー利用することにより、廃プラスチックの処分問題や環境問題を解決します。
エネルギーマネジメント!燃料コストの大幅な削減と安定化!
通常のボイラーの燃料として使用されるA重油や灯油価格に比べ、外部要因が低く、約50%のボイラー燃料の削減に貢献します。また、原油を輸入し精製する従来燃料に比べ、CO2を75%削減します。
イーヴォルの特徴
樹脂ペレット燃料を完全燃焼させて温水・温風・蒸気のエネルギーへ!
POINT1
主燃料はPP/PE/PS樹脂ペレット!
イーヴォルは、世界初の樹脂ペレットを主燃料とする小型ボイラーです。イーヴォルの樹脂ペレットはe-PEL(イーペレ)と呼び、リサイクルされる廃プラスチックやペレット製造機により色や形状が変わります。点火時は、灯油(またはA重油)バナーで助燃を行い、炉内の温度がペレットの完全燃焼に必要な温度に達した後、自動的にペレット燃焼に移行します。油炊きボイラーと違い、点火・消火を繰り返しての使用は出来ない為、一旦点火したら、連続して運転し続ける用途に適しています。
POINT2
イーヴォルのボイラー区分と能力について
イーヴォルは無圧式の開放型ボイラーです。取扱い資格や設置の届け出は必要ありません。ボイラー出力は、60,000Kcal/h(70kW)で、ペレット消費量は10kg/hです。ペレット供給は、フレコンからペレットを自動吸引する搬送装置を使います。灯油(またはA重油)とのハイブリッド式ボイラーで供給ペレットがなくなると、自動的に灯油(またはA重油)燃焼に切り替わります。
POINT3
イーヴォルのエネルギー利用について
イーヴォルは、樹脂ペレットを完全燃焼させて温水・温風・蒸気エネルギーをつくります。温水仕様の場合、給湯温度は70~80℃。例えば15℃の水を75℃のお湯にする60℃加温で、1時間あたり700~1000Lの温水をつくります。蒸気仕様の場合、1時間あたりの換算蒸発量が100㎏となります。ご使用中の従来ボイラーのサブボイラーとしてもお使いいただけます。
POINT4
イーヴォルの排気について
通常のボイラーで樹脂ペレットを燃焼させると不完全燃焼をおこし、一酸化炭素とススが発生します。イーヴォルは、樹脂ペレットを完全燃焼するために必要な炉内温度と適度な酸素量を調節し安全にペレット燃焼を行います。イーヴォルの排気は、排ガス濃度計量分析において、ダイオキシンや一酸化炭素等の排ガス中の濃度が環境省が定める基準値を大幅に下回り、規制基準値をクリアしております。
POINT5
イーヴォルの残留灰について
通常、純粋な樹脂が完全燃焼すると空気中の酸素と結びつき、二酸化炭素と水に分解され、灰は発生しません。但し、イーヴォルの燃料となる樹脂ペレット(イーペレ)は、廃プラスチックから生成された燃料のため、ペレット内の微量なゴミが燃えたあとの灰が僅かながら発生します。燃焼で発生する灰は自動で炉の下の灰受けトレイに落ちます。消火後は、灰受けトレーを確認して、灰が発生した場合は、適切に処分してください。
POINT6
イーヴォルの安全装置について
イーヴォルには、通常のボイラーと同様に空焚き防止、停電時自動停止、耐震自動停止など安全装置が搭載され安心してご使用いただけます。その他、炉内の温度や温水の温度、排気温度を検知し規定値以上の高温異常になった場合は、自動で安全停止します。停電時においても、自動停止した際には、内蔵の小型発電機により各所の排気ファンが作動するようになっています。ボイラーの燃焼運転状況は、24時間遠隔でモニタリングすることが可能です。
イーヴォルの燃焼システム
イーヴォルの内部構造をご覧いただけます。
ペレット供給は、弊社の自動吸引装置キュートで自動供給が可能です。
樹脂ペレット燃料を安全に燃焼させてエネルギー利用ができるイーヴォルの開発により、廃プラスチック燃料化システム”e-PEPシステム”が誕生しました。
イーヴォルの活用を含むシステムの詳細は、こちらから。
商品の詳細を電子ブックでご覧いただけます。
FAQ
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Q
洗浄ラインに検討しております。45度の温度設定の場合、1時間何リットルくらい使用ができますか?
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A
常温15℃の水を45℃まで30℃上昇させると想定すると、1時間あたり約2000ℓ(2トン)のお湯をつくることができます。
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Q
ハウス内の加温にイーボルを検討していますが、1台でどの位の広さを温める能力がありますか?
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A
2重張りハウス内の温度を外気温と比べ10℃上昇保持すると想定した場合、約600~700m₂の広さを加温できます。※参考値。簡易計算であり、ビニルハウスの形状、外気温、風、直射日光などにより変動があります。
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Q
(日本語) 製造工程で廃プラスチック端材がでます。イーヴォルで燃料利用ができるのか教えてください。
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A
(日本語) まずは、排出されているプラスチックの種類を教えてください。種類がわかり次第、燃料として使用可能かをお答えさせて頂きます。
また、形がいびつのものや混合物の場合は、弊社にて燃焼テストを行います。
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