TOKERUMOー解けルモ
雪を積もらせない次世代融雪
太陽光と同じように光で融雪
TOKERUMOは遠赤外線方式を採用した照射型融雪システムです。
上方から照射した遠赤外線で太陽光のようにやさしく融雪します。
■遠赤外線融雪のしくみ
遠赤外線は、太陽光と同じように風・気温など設置環境の影響を受けにくいの が特徴です。上方から照射した遠赤外線の力で、雪(氷)の分子を 振動させて熱エネルギーに変えて融雪(融氷)します。
降雪と同時に自動で点灯。
上から照射した遠赤外線で、雪が積もったり凍ったりするのを防ぎます。
一台あたり 約10㎡の積雪ゼロエリアを確保します。
■スポット融雪範囲(目安)
解けルモ1台あたり、およそ10㎡の範囲の融雪が可能です。
※融雪範囲は設置環境や、外気温、降雪量、取付高さにより変動します。
※TK-C4000とTK-C6000を推奨高さに設置した場合。
※TK-C2000の融雪範囲の目安は約1.2㎡となります。
TOKERUMOができること
いますぐアクション!冬でも最短1日で設置が可能
路面工事がいらず既設の建物に後付けで設置が可能です。設置した日から自動で積雪や凍結など冬季対策を始めることができます。TOKERUMOは、除排雪サービスやロ―ドヒーティングでは対応ができないエントランスまわりや階段などの除雪の省人化や融雪の省エネに非常に有効で、活用シーンは多様に広がります。
■安全対策―冬季転倒防止
2~3cmの積雪でも人の出入りにより圧雪して滑りやくなるエントランスや階 段、 通 路 の 自 動 融 雪 を 行 い、 転 倒リスクを取り除きます。
エントランス
エントランス階段
バリアフリー
通路
設置実績:マックスバリュ、西友、トライアル、コープさっぽろ、ラルズマート、セイコーマート、すき家、サンドラッグ、クスリのアオキ、ネッツトヨタ、長野トヨペット、星野リゾートトマム、キロロリゾート、たんばらスキー場、札幌市立大学など
■防災対策―安全なバリアフリー経路の確保
予期できない雪にも人手をかけることなく自動融雪。遠赤照射融雪は、雪の段差ができにくく、バリアフリーや避難経路のアクセスを確保します。
非常階段
屋上非常口
非常口
避難通路
設置実績:日本ユニシス北海道工場、岡山村田製作所、上川町役場、三戸町役場、社会福祉法人清養会/障碍者支援施設、旭山病院など
■物流安全対策―業務効率UP
重 量 制 限 が あ り 路 面 ヒ ー テ ィ ン グ ができない物流拠点などでフォークリフトの荷崩れや車両のスリップを防止。冬季物流の効率低下を防ぎます。
搬入口
トラックヤード
トラック搬入口
工場シャッター前
設置実績:明治札幌工場/旭川工場/稚内工場、アサヒビール北海道工場、雪印メグミルク北海道工場、神岡鉱業、ブリヂストン滋賀工場、トヨタ自動車苫小牧工場、日産部品販売、サントリー奥大山ブナの森工場、雪国まいたけ、日本製紙、東京製鉄、アルプス薬品など
■インフラ雪害対策―冬の安全なまちづくり
車両のスリップ防止、駐車場やETCゲート前の自動融雪、鉄道、電力、水道などインフラ設備で雪によるライフラインの混乱を防ぎます。
自走式駐車場
コインパーキング
高速道路
トンネル工事現場
設置実績:東京電力、北陸電力、JR東日本、愛知環状鉄道、しなの鉄道、あいの風とやま鉄道、ネクスコ中日本/舞鶴若狭自動車道、ネクスコ東日本 道央道、七ケ宿ダム、成瀬ダム、大林組/大沼トンネルJX、JAXA、自衛隊など
冬季の安全で持続可能なまちづくりに貢献しクリーンなエネルギーによる融雪技術として採用いただけるようエルコムは当製品の開発普及にあたりSDGs開発目標の7、11にコミットしています。
なぜTOKERUMO?
環境に配慮した冬季リスク対策を始めませんか?
脱炭素や省エネといった環境配慮型経営により、現在広範囲融雪からスポット融雪へのニーズが高まっています。TOKERUMOは、対策が必要な場所をスポットに遠赤で効率よく照射する次世代融雪システムです。
簡単設置&アレンジ自在
路面工事がいらず、通行の妨げになることなく、最短1日で冬季間中でも施工が可能。複数台組み合わせによるアレンジが自在です。
スポットだからクリーンで省エネ
灯油やガスによる燃焼式融雪に比べCO₂の排出を約50%低減。再エネなどの電力を使用すれば融雪の脱炭素化を実現できます。
遠赤で効率的なスポット融雪
遠赤で無駄なくダイレクトに必要な場所をスポット融雪。ロードヒーティングと違い路面を暖めるエネルギー消費がなく効率的です。
24Hオート融雪 ・省人&省エネ
降雪センサによる制御運転で降雪と同時に点灯して雪を積もらせません。除雪コストを最小限に抑え、24時間融雪対策が可能です。
TOKERUMOシステム構成
TOKERUMOの制御は、TOKERUMO専用の降雪センサと制御盤をセットでご使用いただくことにより、24時間自動融雪(降雪時のみの自動点灯)を行います。設置台数に応じて必要アンペア数の制御盤の組み合わせが可能です。
❶TOKERUMO本体
単相200V 3.6kW (0.9kW×4灯)
❷降雪センサ
外気温・降雪(水分)検知・5mケーブル
❸制御盤
一台につき30A 1回路推奨
運用&メンテナンス
■ ランニングコスト(目安)
降雪センサ(気温・水分検知)が雪検知と同時に自動点灯。雪がやむとオンディレータイマーが作動し2時間後(設定変更可能)に消灯する省エネ設計です。
上記は降雪センサによる自動運転を行う場合の従量電気代の目安です。1時間当たりの電力料金単価を32円 /kWhとして計算。降雪時間は、お住まいの地域の降雪時間により異なります。
また、電気料金単価は、ご利用の電気会社や電気プランにより変わります。詳細は各電気会社へお問い合わせください。
■ らくらくメンテナンス
メンテナンスは消耗品の交換だけでOK。埋設型融雪ではないので、いつでも簡単に点検や修理が可能です。
融雪ランプは、消耗品です。およそ3000時間を目安で交換の時期となります。設置環境、使用頻度により変わります。参考:札幌市の平均降雪時間:500時間/年
※IEC 62471は、LEDやランプといった照明の光生物学的安全性に関して、皮膚や眼球に対する光の危険性を評価する際に使用される国際規格です。
TOKERUMOラインアップ
TOKERUMOは、設置環境やニーズによりランプの本数に違いがある3機種をラインアップしています。
商品の詳細を電子ブックでご覧いただけます。
FAQ
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Q
会社の屋根からの落雪があり通行人に危険なので、積もる前に屋根の融雪を考えています。解けルモで屋根の融雪はできますか?
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A
地面だけでなく、もちろん屋根の雪も解かします。但し設置に必要な高さが確保できる取付け場所(壁やポール)が必要となりますので実際は現実的でない場合が多く、現場を見ての判断が必要です。お問い合わせください。
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Q
除雪後の集めた雪山や屋根からの落雪も解けますか?
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A
解けルモは降ってきた雪を感知し積雪する前に効率よく溶かす自動融雪装置です。融雪槽のように集めた雪を溶かす製品ではなく、積雪を溶かすための仕様ではないため、大きな効果は期待できません。
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Q
解けた雪で「水溜まり」ができて凍ったりしませんか?
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A
遠赤外線照射部分は湿った状態または程よく乾燥した状態になるケースが多いのですが、水勾配は検討しなくてはなりません。もし水が溜まるとすれば、窪みなど元々の地形の影響が大きいと思われます。
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